2023-09-22 11:19

企業周年イベントとは?実例&アイデア18選・成功のポイント

「周年イベントを行いたいがどんな企画がよいのかわからない」
「せっかく周年イベントを開催するなら盛り上がるイベントにしたい」
「企業が行う周年イベントの事例が知りたい」

本記事では、このようにお考えの企業担当者に向けて、企業周年イベントの効果的なアイデアを実例とともにご紹介します。
企業が周年イベントを行う目的や成功のポイントまで幅広くお伝えしているので、自社のイベント企画・開催にお役立てください。

もし、社内イベントをエキスパートに依頼して
・適切な会場、アイディアを提案してほしい
・司会進行、有名人のキャスティング、音響・照明・映像などを手配してほしい
・予算内で最大限楽しめるイベントを実施してほしい

などのご希望がある場合、株式会社ストラーツをオススメします。

目次

1.企業周年イベントとは?その目的は

まずは、企業周年イベントの概要や目的について見ていきましょう。

①企業の周年イベントとは?

企業の周年イベントとは、文字通り、企業が5周年や10周年などの節目を迎えたときに行うイベントのこと。会社のこれまでの歩みや、これからのビジョンを共有します。祝賀会のように盛大に祝うイベントや社員旅行など形態はさまざまです。

②企業が周年イベントをおこなう目的

(1)社内向け企業周年イベントの目的

・社員に対して感謝を伝える

企業が周年イベントを実施するもっとも大きな理由は、従業員に対して感謝を伝えることかもしれません。自社がここまで成長できたことに対して従業員に感謝し、彼らを労う目的で開催します。

・自社の歴史やビジョンを共有する

自社がこれまで歩んできた歴史や、これからのビジョンを共有するのも目的のひとつ。歴史を学ぶことは企業理念の再確認や浸透にもつながります。また、ビジョンを語ることで社内全体の士気を高めます。

・従業員間のコミュニケーションを活性化させる

周年イベントは数年~数十年に一度の大きなイベント。普段会わない社員と交流できる機会なので、部署に関わらず従業員どうしのコミュニケーション促進が期待できます。

以下のアンケート結果を見てわかるように、社内イベントの効果として「職場の中でのコミュニケーションが増えた」という結果もあります。

画像引用:社内イベントのコミュニケーション効果に関する調査

・社員のモチベーションを高める

社員のモチベーション向上も大きな目的です。前述のようにビジョンを共有して士気を高めることはもちろん、社員旅行など安らげる時間を作ることで会社への信頼感や組織としての一体感の強化も期待できます。

実際、上のアンケートでも「社内イベントで仕事に対するモチベーションが上がった」という回答は3番目に多い結果となっています。

(2)社外向け企業周年イベントの目的

・お客様に感謝の気持ちを伝える
これまで関わってきたお客様に感謝を伝えましょう。
今現在関りが薄くなっていたとしてもも改めて連絡をとるきっかけにもなります。

・今後の取り組みの社外へのアピール
周年イベントが注目されれば、イベントを通してこれからの取り組みを外部にアピールするよい機会になります。

・企業ブランドイメージ刷新や強化
新たなロゴなどを作れば、そこに込められた想いを外部に伝えるツールにもなります。
イベントなどを通して伝えることもできます。

2.成功事例から学ぶ!企業周年イベントの5選!

続いて、企業周年イベントの成功事例をご紹介します。

① 創立110周年記念展 「FEEL! GLASS」| AGC株式会社

引用:https://www.agc.com/design/article/1196909_4226.html

AGC株式会社は、ガラスや化学品、セラミックスなどの製造を行う会社です。

創立110周年の社外向け企業周年イベントとして、ミラノデザインウィークで発表した全作品を再構成し「FEEL! GLASS」と題して東京・表参道で展示しました。
また、本展では、AGCの110年に及ぶ産業・社会貢献の歩みや、これからのガラスのあり方に挑む最新技術もご紹介しました。

ほかにも、110周年記念事業の一環で社内向けのウェブテレビ局を開始したり、社員の家族も参加できる大運動会の開催など、社内向けの企業周年イベントも行われました。

引用:https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201811/intranet-and-officesns/014474.php
   https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201811/intranet-and-officesns/014474.php  

②航空会社ならではの社内イベントを実施 | 日本トランスオーシャン航空株式会社

引用:https://jta-okinawa.com/tag/50%E5%91%A8%E5%B9%B4/

日本トランスオーシャン航空株式会社は、沖縄に拠点を置くJALグループの子会社です。同社では、創業50周年を記念した社内交流イベント「ONE JTA」を実施。会社の敷地内に特設会場を設置し、ライブやマジックショー、キッズスペースなど社員とその家族が楽しめる催しを行いました。

同社ならではの「飛行機の機体」も参加。複数のコンテンツを用意することで、子供から大人まで多くの人が楽しめるイベントとなっています。社内コミュニケーションの促進や社内の士気向上につながった事例といえるでしょう。

③地域に根差したさまざまなコラボ企画を実施 | 株式会社崎陽軒

引用:https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201810/longlife-anniversary/014360.php

株式会社崎陽軒では110周年の企業周年イベントとして以下のような多くのイベントが実施されました。

・横浜赤レンガ倉庫で開催された「横浜ダンスコレクション2018」では30名以上の社員によるダンスを披露しました。地元の人々に対する感謝の気持ちをダンスで表現したとともに、練習と本番を通して社内コミュニケーションの活性化にもつながったそうです。

・崎陽軒WEBサイトにて、シウマイの人気投票企画「崎陽軒 創業110周年・シウマイ誕生90周年記念90年目の総選挙」を実施

・創業110周年ロゴが入った「創業110周年記念 秋のジャガードトート プレゼントキャンペーン」を実施。

・JR東日本横浜支社とのコラボレーション企画「JR横浜線開業110周年×崎陽軒創業110周年 記念弁当」を販売

・創業110周年を迎えた崎陽軒と、人々の安心・安全な生活を守る神奈川県警察との、「110」にちなんだコラボレーション企画「神奈川県警察×横浜ウォーカー×崎陽軒コラボ 昔ながらのシウマイ 15個入」を販売

・崎陽軒の創業110周年とシウマイ誕生90周年の2つの節目を記念した、「味くらべシウマイ弁当」の販売

ほかにも地域に根差した多くのコラボ企画を実施しました。

引用:
https://kiyoken.com/wp/wp-content/uploads/2018/06/18shiu90th.pdf
https://kiyoken.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/18jacquard.pdf
https://www.kadokawa.co.jp/topics/1901/
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/series/ekiben/1131465.html

④社員旅行や祝賀会の開催 | 株式会社ダイワ・エム・ティ

引用:https://www.daiwa-mt.co.jp/centenary/100th_party.html

株式会社ダイワ・エム・ティは、自動車などのデザインや設計、機械製作などを行う会社です。同社では、創業100周年という大きな節目に、以下のような取り組みをしました。

・松山、出雲への社員旅行
・100周年記念祝賀会の開催
・100周年記念ポスター、ロゴの作成
・100周年記念史の作成

100年という長い歴史を記念してイベントを盛大に実施。ポスターや記念史など栄光を振り返るもの、社員にこれまでの感謝を伝える社員旅行、祝賀会までさまざまな取り組みを行いました。社内・社外両方の、複数の企業周年イベントを行うことで会社全体の士気の底上げや、対外的なアピールにつながる効果があったと思われます。

引用:https://www.daiwa-mt.co.jp/100th

⑤周年イベントの一環で海の掃除活動を実施 | BASFジャパン株式会社

引用:https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/jp/2019/11/icc.html

BASFジャパン株式会社は、農業や交通機関、化学品など産業製品を生産している会社です。
同社では創業70周年にともない茅ヶ崎サザンビーチにてクリーンアップ活動を実施しました。社員有志と社員の家族がビーチにて海の掃除活動を行う企業周年イベントです。

社内コミュニケーションの活性化をはじめ、企業としての社会貢献、ブランドイメージ向上の効果も期待できます。

また同年に本社の移転も行い、多くのお客様企業と近くなり、双方の行き来がしやすくなるだけでなく、本社に所属する約7割の社員の通勤利便性が高まりました。

引用:https://www.basf.com/jp/ja/media/news-releases/jp/2019/01/basf_japan_head_office_relocation.html

ほかにもさまざまな企業イベントが周年イベントの参考になります。以下の記事もぜひご覧ください。

3. 企業周年イベントの効果的なアイデア10選&13実例!

それでは本題である、企業周年イベントのアイデアを見ていきましょう。ここでは合わせて10の効果的なアイデアを13の実例を交えてご紹介します。

①創業からこれまでの歩みをまとめた動画上映

自社の創業から今に至るまでのストーリーをまとめた動画の上映です。
自社に対する理解が深まったり、これまでを振り返ることで今後のモチベーション向上につながったりします。

【実例:株式会社一井】

引用:https://www.ichii-ind.com/topics/2021/11/50.html

株式会社一井では、創業50周年の記念式典に合わせたオープニングムービーを作成しました。2分半程度の動画の中で、これまでの歴史とこれからのビジョンをダイナミックな映像を通して伝えています。

引用:一井工業 創業50周年記念式典 オープニングムービー

記念式典のオープニングムービーをYouTubeで公開したことで、社外向けにも50周年をアピールできます。

引用:https://www.ichii-ind.com/topics/2021/11/50.html

②周年記念ダンスやパフォーマンス

周年イベントとしてダンスをつくる企業もあります。
社内向けとしては周年式典などでみんなで踊れば一体感が味わえるでしょう。
また、一般の方々に向けてダンス動画の投稿を募集すれば、社外に向けたアピールにもなります。

【実例:ジェイアール東日本都市開発 シャポー開業50周年】

引用:https://www.jrtk.jp/shapo50th_anniversary/dance_cp/

ジェイアール東日本都市開発では商業施設「シャポー」の開業50周年の周年イベントとして「シャポーダンス」を制作し、「シャポーダンス!踊ってみたキャンペーン」を実施しました。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=y9UBtM_Rkts

参加は、「シャポーダンス」のTikTokまたはTwitter(現X)またはInstagramアカウントをフォローし、「#シャポーダンス踊ってみた」のハッシュタグを付けて1分以内の動画を投稿するだけです。

人気アーティストの方々が作詞・作曲・振付を担当した「シャポーダンス」でシャポーと地域のみなさまをつなぐことができたのではないでしょうか。

③社員の心を一体化させるゲームプログラム

ゲームプログラムも効果的なアイデアのひとつ。ビンゴ大会や謎解きゲーム、チームビルディング系のゲームなどさまざまです。
コミュニケーションをとったり社内の一体感を得るために、ゲームは有効です。

【実例:株式会社ラルズネット】

画像引用:https://www.rals.co.jp/recruit/blog/2021-event

株式会社ラルズネットでは、創業20周年イベントにてこれまでを振り返るスライド上映やビンゴ大会を開催しました。
出社している社員は感染対策をしつつスクリーン前に集合、リモートワークの社員は自宅から参加できるハイブリッド形式での開催です。

豪華賞品をかけて盛り上がり、社員同士の交流も生まれ和やかな雰囲気でイベントを終えられたといいます。

社内イベントのアイデア・企画・事例は以下の記事も参考になさってください。

また、ゲーム系イベントは、以下の実例のように社外向けの企業周年イベントにもおすすめです。

【実例:株式会社オアシスティーラウンジ】

引用:https://www.chunshuitang.jp/news/46941

株式会社オアシスティーラウンジが運営するお茶専門カフェの春水堂では、日本上陸9周年を記念して、店頭で配布のBINGOカードに記載のある9つの商品を店内でご飲食することでBINGOを埋めるとドリンクチケットなどの商品がもらえる「Thank9 BINGO(サンキュー ビンゴ)」イベントを実施しました。

【実例:エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズ】

引用:https://techplay.jp/event/882205

エッペンドルフ・ハイマック・テクノロジーズでは、日本法人創立25周年を記念して、誰でも参加可能なオンラインクイズ大会を開催しました。
景品は、「ピペット型ボールペン」や「オリジナルTシャツ&サコッシュ」など会社にまつわるものを採用し、一般の方々にも周年イベントアピールしました。

以上のように、にゲーム系のイベントは、社内向け・社外向けのどちらの企業周年イベントにもアレンジができます。

④周年記念ロゴやステッカーの作成

周年を記念したロゴやステッカーの作成もおすすめです。
形あるものを作ることで、「周年」に対する特別感を演出できます。
また、一度ロゴやステッカーを作れば動画や展示会など汎用性が高いことも強みです。

【実例:大東建託株式会社】

引用:https://www.kentaku.co.jp/kp/article/20230711_50thlogo.html

大東建託株式会社では、50周年にあたって記念のロゴを作成。
50周年ロゴマークは、無限の可能性へ挑戦をしつづける大東建託グループの強い意志を込めていて、グループ従業員の投票によって決定しました。

従業員参加型で決定することで、50周年という節目を迎えた意識を強め、社内の士気を高めることにも有効だったのではないでしょうか。

⑤会社の歴史をまとめたヒストリーパネルの展示

自社の歴史をヒストリーパネルで展示するのもおすすめです。イベントの会場内や通路、ホワイエなどに設置することで、自社の歴史を振り返りながら従業員どうしが自然とコミュニケーションをとることも期待できます。

【実例:NTTアドバンステクノロジ株式会社】

引用:https://www.ntt-at.co.jp/news/2016/detail/release161117.html

NTTアドバンステクノロジ株式会社では、創業40周年を記念して「40年のあゆみ」のヒストリーパネルを設置しました。本社のエントランスに大々的に設置したことで、本社勤務の社員がいつでも見ることができ、自社への理解促進やモチベーション向上につながったそうです。

⑥会社の業務を見学・体験できるプログラム

社員の家族も参加できるイベントの場合、業務の見学・体験プログラムは有効です。実際に業務を体験することで、自分のパートナーや家族が普段どのように働いているのか、どのような想いを持って働いているのかが想像できます。

【実例:株式会社グッドクロス】

引用:https://www.goodcross.com/diary/3099-2016

株式会社グッドクロスは、創業15年を記念した社内交流イベント「ファミリーデイ」を開催。同社のスタッフやその家族を深める目的でイベントが行われました。

イベントは3部構成になっており、1部では社内見学と仕事体験、2部では祝賀会、3部ではパフォーマンスとショーを開催。社員の家族を含む社内コミュニケーションが深まった上に、社内見学や仕事体験を通して、日頃どのように働いているのか家族が理解するきっかけにもなったようです。

⑦オリジナルテーマソングの作成

自社のオリジナルテーマソングを作るのもおすすめ。自前で作成する企業やプロのミュージシャンなどに作曲依頼をする企業など作り方はさまざまです。オープニングムービーなどと合わせると会場も盛り上がるでしょう。

【実例:株式会社デンソーテン】

引用:デンソーテン応援歌「エール ~笑顔の明日~」 ミュージックビデオ

株式会社デンソーテンでは、2022年の創業50周年に合わせてオリジナル応援歌を作成。さまざまなイベントを企画する中のひとつのプロジェクトとして、オリジナルの応援歌を作成しました。作詞作曲はすべて自社の社員が行っており、レコーディングも社内で実施。会社の士気が上がるような曲に仕上がったそうです。

引用:https://www.denso-ten.com/jp/release/2022/10/20221025.html

⑧話題性・エンタメ性を高めるスペシャルゲストの招待

芸能人などスペシャルゲストを招待する方法です。
知名度の高い芸能人にショーやスピーチをしてもらうことで、会場全体は大いに盛り上がるでしょう。予算はかかりますが、話題性・エンタメ性は抜群です。

【実例:株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド

引用:https://www.atpress.ne.jp/news/173002

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドは、25周年を記念した社外向けのキックオフイベントを開催しました。
キャスティングでは豪華有名人を多数起用。同社の商品を身につけてランウェイを歩いたり、スペシャルトークを展開したりしたようです。

2万円以上のお買い物をし、抽選で当たった人が参加できるルールです。
話題性も大きく、プロモーションや販促、25周年のアピールを社外に向けて強く打ち出すことができました。

社内はもちろん社外でも楽しめるイベントになったようです。

⑨社員のモチベーション向上のための表彰式

周年イベントの中で表彰式を行う方法です。会社に貢献した社員を労うことで本人や周りのモチベーションアップが期待できます。

【実例:和光産業株式会社】

引用:https://wakosangyo.co.jp/news/1712/

和光産業株式会社は、創立63周年記念式典ならびに永年勤続・功労者表彰式を開催しました。
毎年、創立記念式典と併せて、永年勤続表彰(5年、10年、15年、・・・※5年の節目ごと)と功労者表彰(営業所長から推薦のあった社員)を行っています。

毎年行うことで、社員のモチベーションや会社全体の士気の上がる事例といえます。

表彰式というと社内向けのイベントと思いがちですが、以下のように社外向けのイベントとして行った事例もあります。

【実例:株式会社サンリオ】

引用:https://www.san-x.co.jp/sumikko/campaign/10th_hyoshoshiki/kobe/

株式会社サンリオでは「すみっコぐらし」10周年をお祝いして、すみっコたちが表彰される社外向けイベントを「すみっコぐらし展」と同時開催しました。

すみっコぐらし展の来場者を“とくべつなお客様”として表彰式にご招待する形式で、すみっコぐらし展の入場チケット購入の方全員に表彰式の“招待状”がプレゼントされました。
また、イベント限定のオリジナル商品も多数販売されました。

⑩次の周年イベントに向けたタイムカプセルの作成

次回の周年イベントに向けて、タイムカプセルを作るのも楽しい試みです。
タイムカプセルを作る際に社員同士でコミュニケーションが生まれ、次回のイベント時に「あの時は〇〇だったよね」と振り返ることができます。

【実例:日本精工株式会社】

引用:https://www.nsk.com/jp/company/news/2017/press0329a.html

日本精工株式会社は、創立75周年に封入したタイムカプセルを創立100周年に開封。改めて現在の社員が25年後の会社、自分、後輩たちへ届けたいメッセージや、レガシーとして残したいものを封入しました。

社員自身が25年後にどのような気づきが得られるのか、将来の期待や理想を考えられる取り組みといえます。

4. 成功する周年イベントのポイント

最後に、企業周年イベントの成功のコツをご紹介します。

①目的を明確にする

まずは、周年イベントの実施目的を明確にしましょう。
企業が行う周年イベントは、社内向にけたもの・社外に向けたものに関係なく、「事業戦略」と言えます。
自社には何が足りないのか、何が必要なのかをよく検討することで目的が明確化します。

そして目的が明確になれば、社内向け・社外向けどちらの周年イベントにすべきなのか、または両方行うのかなどもはっきりします。

そこまでよく検討してから、具体的にどんな企画を行うのかを考えましょう。

②多くの社員に協力してもらう

周年イベント開催にあたっては、できるだけ多くの社員が協力することが大切です。

周りの社員を巻き込んでそれぞれに役割を与えることで、社員にも当事者意識が生まれます。
モチベーション向上はもちろん、イベント成功という達成感から、組織にも一体感が生まれるでしょう。

一方で、通常業務に加えて周年イベントの準備に多くの時間を割くことになれば、負担が大きくなってしまいます。
ひとり一人の業務が重くなりすぎないよう配慮することにも注意しましょう。

イベント会社にサポートを依頼すれば、社員の負担は少なくなるので協力を促しやすくなります。見積もりなど相談してみるとよいでしょう。

③時間をかけてイベントをデザインする

周年イベントは「10周年」や「50周年」など大きな節目に行うことが多く、イベント自体が大掛かりになります。企業によっては数年かけて企画をすることもあります。

負担が大きくならないためにも、何を目的にどのようなコンテンツを実施するのか、誰を巻き込むのか、外注先はどうするか、など時間をかけて考え、納得のいくイベントを作りましょう。

④費用対効果をよく考える

周年イベントの予算には当然限りがあるため、費用対効果を重視することが大切です。

ひと口に「周年イベント」といっても、何のコンテンツを行うのか、規模感はどうするのか、によってコストは大幅に変わります。
また、イベント会社に依頼すれば費用はかかりますが、プロが関わる分イベントのクオリティは高くなり、目的を達成しやすいでしょう。
どこに費用をかけたら最も効果的なのか自社の状況に合わせてよく検討し、最大限盛り上がる工夫を考えましょう。

具体的なイベント運営については、以下の記事も参考になります。

まとめ

  1. 1.周年イベントを企画するにあたって、まずはさまざまな事例やアイデアについて知ることが大切
  2.    
  3. 2.自社の周年イベントの目的や予算に合った、効果的なアイデアを検討しよう
  4.    
  5. 3.イベントを成功させるためには、目的を明確にしつつ多くの社員の協力が重要

おわりに

周年イベントの開催方法やコンテンツはさまざまです。
自社のこれまでの歴史をまとめた動画だったり、社員の家族に参加してもらうプログラムだったりと、効果的なアイデアはたくさんあります。
一方、周年イベントの企画・運営には多大なコストや労力が必要です。自社ですべて対応するのが難しい場合は、イベント制作・企画会社に依頼し、費用対効果の高い周年イベントを目指しましょう。

もし、社内イベントをエキスパートに依頼して
・適切な会場、アイディアを提案してほしい
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