2023-07-11 11:44
【2024年最新版】Zoomウェビナー参加者のカメラは機能している?
■ この記事でわかること
- Zoomウェビナーのカメラは参加者にも機能しているのかがわかる
- カメラオフでも参加者と交流する方法がわかる
- カメラオフのメリット・デメリットがわかる
Zoomウェビナーのカメラは、参加者のものも機能しているのか気になりますね。
本記事では、Zoomウェビナーのカメラ機能について徹底解説し、さらにカメラオフのままでも参加者とやりとりできる方法を詳しくご紹介します。
参加者との交流を意識することで、一方的になりがちなウェビナーをカメラオフでも参加者とのやりとり豊富で満足度の高いウェビナーにできます。
また、イベントの制作やライブ配信をエキスパートに依頼して
・イベントの企画や進行、台本制作をサポートしてほしい
・装飾を制作して会場を華やかにしてほしい
・音響や照明、映像、撮影などの技術周りを対応してほしい
・予算内でできる限り良いイベントを実施してほしい
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目次
1. Zoomウェビナーで参加者のカメラは機能しているのか?
結論から先に言うと、Zoomウェビナーにおいて参加者側のカメラは機能していません。
ウェビナーの進行の妨げにならないために、参加者はカメラをオンにすることができない仕様になっています。
参加者同士はもちろん、ホストやパネリストからも顔は見えません。
ただしホスト・パネリストのカメラは自由にオン・オフが可能です。
参加者のマイクも基本的にはオフになっており、ホスト・パネリストの操作によって特定の参加者のマイクをオンにできる仕組みです。
ZoomウェビナーではなくZoomミーティングであれば、参加者のカメラを基本的にオンにしたままでZoomを行えます。
2. Zoomウェビナーで参加者のカメラがオフであるメリットとデメリット
Zoomウェビナーにおいて参加者のカメラがオフであることは、メリットがある反面デメリットもあります。
以下で詳しく解説します。
①Zoomウェビナーで参加者のカメラがオフであるメリット
カメラがオフであるメリットとして、以下の点があげられます。
(1)カメラ(ビデオ)を使用しないのでデータ量を抑えられる
参加者はカメラ(ビデオ)を使わないため、データ容量を抑えられます。
参加者が多いことで回線が混み合い、通信が途切れるなどのリスクも解消されるでしょう。
(2)必要な画面のみ映るのでウェビナーを円滑に進行できる
画面に映し出すことができるのは、ホストやパネリストの画像、そして画面共有した資料のみです。
参加者を映し出す画面がない分、参加者は内容に集中しやすくなり、ウェビナーの円滑な進行が期待できます。
(3)参加者は顔を見せなくて良いので参加ハードルが下がる
参加者にとっては、顔を見せなくて良いためウェビナー参加のハードルが下がります。
②Zoomウェビナーで参加者のカメラがオフであるデメリット
カメラがオフであるデメリットは以下の通りです。
(1)ウェビナーに対する参加者の反応が見えない
カメラだけでなくマイクも基本的にはオフであるため、参加者の反応が見えません。
参加者の理解度や雰囲気を察し、柔軟に対応することが難しくなるでしょう。
反応が見えない分、わかりやすく親しみやすいウェビナーにするためにはZoomのさまざまな機能を利用するなどの工夫が必要です。
(2)顔が見えないため客層を判断しにくい
客層の判断ができないデメリットもあります。
特に登録不要なウェビナーでは、顧客情報が何もわからずに進めることになってしまいます。
登録を必須とし、参加者の性別や年齢など必要と思われることをあらかじめ把握しておいたほうが、参加者満足度の高いウェビナーにできるかもしれません。
3. Zoomウェビナーでカメラオフのまま参加者とコミュニケーションをとる方法
Zoomウェビナーにおいて参加者のカメラは基本的にオフの状態で進行しますが、Zoomのさまざまな機能を使いこなすことで参加者の反応を確認することができます。
ここではZoomウェビナーで参加者と交流するための方法をご紹介します。
①ホストが特定の参加者の発言を許可する
ホストが特定の参加者の発言を許可することで、参加者に発言権を与えることができます。
設定方法は以下の通りです。
・ウェビナーの管理画面から「参加者」をクリックします。
「参加者」のクリック後、画面右側に参加者名が表示されます。
・「発言を許可」をクリックすると、指名された参加者のマイクをオンにできます。
②チャットを使う
チャットを許可することで、チャットを使って参加者とやりとりできます。
(1)チャットの設定方法
まずは事前にホスト側でチャットの設定をします。
・Zoomウェブポータルの「個人」内の「設定」から「ミーティング」タブをクリック
・「ミーティング内(ベーシック)」を選択し、下へスクロールします
・「ミーティングチャット」のバーを「許可する」にします
・チャットを許可する範囲を選択します
※チャットを許可する範囲は、以下のようにZoomウェビナー開始後に変更することも可能です。
・ウェビナー中に画面下部の「参加者」をクリック
・「参加者チャット可能対象」の中から決定します
該当者なし:参加者は誰に対してもチャットを送ることができません
ホストとパネリスト:参加者はホストとパネリストに限りチャットを送ることができます
全員:参加者はウェビナーに参加中の誰に対してでもチャットを送ることができます
(2)チャットの使い方
・ウェビナー参加画面の左下にある「チャット」をクリック
・送信先を選択し、内容テキストを入力したら投稿します
③Q&A機能を使う
Q&A機能とは、参加者がホストに対して質問できる機能です。
ホストは、ライブ回答(会話で回答)か、テキストで回答するかを選べます。
(1)Q&A機能の設定方法
ホスト側のQ&A機能の設定方法を解説します。
・Zoomウェブポータルの「個人」内の「設定」から「ミーティング」タブをクリック
・「ミーティング内(詳細)」カテゴリーを下にスクロールします
・「ウェビナーに関するQ&A」の項目のバーを「許可する」に変更
・続いてウェビナーのスケジュールまたはスケジュールの編集画面を開き「Q&A」にチェックを入れます
「スケジュール」をクリックして保存したらQ&A機能の設定完了です。
(2)Q&A機能の使い方
参加者目線でのQ&A機能の使用法を説明します。(スマートフォン版)
・ウェビナー画面下、「Q&A」をクリック
・「質問する」から質問を投稿します
・ホスト側に質問が届いたら、ウェビナー画面「Q&A」より質問に回答しましょう
回答は「ライブ回答」または「回答を入力」から選択できます。
ZoomウェビナーのQ&A機能についてさらに詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
④リアクション機能を使う
リアクション機能は、ウェビナーの内容に対して参加者やパネリストが絵文字で反応できる機能です。
(1)リアクション機能の設定方法
・Zoomウェブポータルの「個人」内の「設定」から「ミーティング」タブを選択
・「ミーティング内(ベーシック)」を選択し、下へスクロールします
・「ウェビナーリアクション」をオンにします
これで設定完了です。
(2)リアクション機能の使い方
続いて、参加者側のリアクション機能の使い方をご紹介します。
・ウェビナー画面の下部中央の「リアクション」をクリック。
・リアクションの絵文字の中から該当するリアクションを選択して完了です
Zoomウェビナーのリアクション機能についてさらに詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
⑤投票機能を使う
Zoomウェビナーの投票機能とは、参加者に対して投票を促す機能です。
(1)投票機能の設定方法
・Zoomウェブポータルの「個人」内の「設定」から「ミーティング」タブをクリック
・「ミーティング内(ベーシック)」を、下へスクロールします
・「ウェビナー投票/クイズ」の項目のバーをオンにします
・代替ホストへの許可や匿名回答など、必要に応じて項目にチェックを入れます
(2)投票機能の使い方
ホスト側が投票を開始したら、参加者が投票できます。
・画面左端「ウェビナー」をクリック
・ウェビナーをスケジュールするか、スケジュール済みのウェビナーの編集で「投票」をクリック
・「+作成」からあらかじめ投票内容を作成します
・投票内容が完成したら「保存」をクリック
ウェビナー中に投票を開始すると、参加者には以下のように見えます。
該当する選択肢を選んで「送信」すれば完了です。
※投票内容はZoomウェビナー開催中でも作ることができます。
方法は以下をご覧ください。
・ホストのウェビナー画面下部にある「投票」をクリックします。
・「作成」をタップして、投票内容を決定し保存します
・「開始」をクリックすると、参加者が投票できます
⑥アンケート機能を使う
アンケート機能は、Zoomウェビナー終了後にアンケートを自動的に送信できる機能です。
回答されたアンケートは随時集計され、結果をダウンロードすることもできます。
(1)アンケート機能の設定方法
・Zoomウェブポータルで「ウェビナー」をタップ
・「ウェビナーをスケジュールする」で新しい予定を立てるか、すでにスケジュールされたウェビナーを選択します
・ウェビナー詳細欄を下にスクロールすると「アンケート」の項目があるのでタップし、「新規アンケートを作成」を選びます。
・質問入力画面が出てくるので、質問内容と選択肢を記入します
アンケートを作成したら、アンケートの表示方法を選びます。
・「アンケートオプション」の右にある「編集」をクリック
下のようなポップアップが出ます。
・以下のいづれか、または両方にチェックを入れ、アンケートの表示方法を決定します
「ウェビナーの終了後にブラウザで表示します」:ウェビナー参加終了後、参加者の画面上に、インターネットブラウザでアンケートが表示されます。
「フォローアップメールにリンクを表示します」:ウェビナー終了から数日後に送信されるフォローアップメール内に、アンケート用のURLが記載されます。
※「フォローアップメールにアンケートのリンクを表示します」にチェックを入れた場合は、フォローアップメールの設定も行う必要があります。
以下はフォローアップメールの設定方法です。
・Zoomウェブポータルの「ウェビナー」からメール設定したいウェビナーを編集するか、新たなウェビナーをスケジュールします
・「メール設定」を選択し、「参加者にフォローアップメールを送信する」の「編集」を選択します
・表示された画面に、送信日時や件名、内容を記載します。
・「参加者に確認メールを送信」にチェックを入れます
これでフォローアップメールの設定は完了です。
アンケートのURLが貼り付けられたフォローアップメールが自動送信されます。
(2)アンケート機能の使い方
「ウェビナーの終了後にブラウザで表示します」にチェックを入れた場合
参加者は、Zoomウェビナーが終了(退出)すると、画面にアンケートが表示されます。
「フォローアップメールにアンケートのリンクを表示します」にチェックを入れた場合
設定した日数経過後にアンケートへのリンク付きのフォローアップメールが自動で送信されます。
受け取った参加者は、リンクからアンケートに回答します。
Zoomウェビナーのアンケートについてさらに詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
4. Zoomウェビナーでは特定の参加者だけならカメラ・マイクをオンにできる
ここまでご紹介したように、Zoomウェビナーではカメラがオフのままでもさまざまな形で参加者と交流ができます。
一方で、Zoomウェビナーでは特定の参加者だけならば、参加者からパネリストに昇格させることでカメラ・マイクをオンにできます。
ここでは特定の参加者をパネリストにする方法を解説します。
①パネリストとは?
ウェビナーに参加する人は、ホスト、パネリスト、参加者(視聴者)の3つに分かれます。
ウェビナーではパネリストはあらかじめ登壇者(講演者)として招待されるのが一般的です。
そして参加者はカメラ・マイクは使えず、基本的に視聴のみです。
しかし必要に応じて参加者をウェビナー中にパネリストに変更し、カメラをオンにして発言を求めることができます。
ホストが許可することで、通常のミーティングのようにカメラ・マイクをオンにできるのです。
1度のウェビナーで100人までパネリストになれます。
発言し終わるなどパネリストしての役割を終えたら、パネリストを参加者に変更することもできます。
②参加者をパネリストにする方法
・ホスト側のウェビナー画面下部にある「参加者」をクリックします
すると、右側に「パネリスト(ホスト)」と「出席者」の項目が表示されます。
・出席者の右側にある「詳細」から「パネリストに昇格」を選択します
これで、参加者をパネリストにできました。
パネリストに変更された参加者には、以下の画面が表示され、パネリストになるかどうかを選択できます。
「パネリストとして参加」をタップすれば変更完了です。
③パネリストから参加者に戻す(変更する)方法
パネリストの役割を終えたら、参加者に戻す(変更する)こともできます。
・ウェビナー画面の「パネリスト」をタップ
・参加者の「詳細」から「ロールを出席者に変更」を選択
これで、パネリストを参加者に変更できました。
まとめ
- Zoomウェビナーのカメラ機能において、基本的に参加者が映し出されることはない
- カメラオフでもZoomの機能を使うなどして参加者と交流することは重要
- 参加者が「パネリスト」に昇格すればカメラオンで会話可能。役割を終えたら参加者に戻すこともできる
おわりに
Zoomウェビナーでは、参加者のカメラ・マイクは原則オフです。
オフとなっていることのメリットも多くありますが、参加者との交流しづらい上に雰囲気もわかりづらいため、さまざまな機能を活用してデメリットを解消しましょう。
また、限りはありますが参加者を「パネリスト」にすることでカメラやマイクを使用可能にもできます。
一方的になりがちなZoomウェビナーですが、工夫を凝らして参加者の満足度アップを目指しましょう。
本記事の内容をぜひ参考になさってください。
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